野菜を摂るならコレ!上手に血糖値を抑えよう!

糖尿病の食事療法だと、一日に300gの野菜を食べることが基本とされています。 では、何を食べるとより糖尿病改善の効果が見られるのでしょうか?

糖尿食、野菜の上手な摂り方とは!?

糖尿病の方にとって欠かせない食材に野菜があります。野菜は糖質が少なく食物繊維が多いため、糖尿病の方にとっては最高の食材。
ちなみに食物繊維には、水溶性と不溶性の2種類があるのをご存じでしたか?
水溶性の食物繊維には、水溶性ペクチン・アルギン酸・グルコマンナン等があります。水に溶けやすい食物繊維なので、便秘症で便に水分が足りないタイプの人にお勧めです。
不溶性の食物繊維は、ごぼう・オクラ・こんにゃく・さといも・納豆など、粘り気の多いイモ類や根菜類に多く含まれています。
水溶性と不溶性の両方の食物繊維を摂ることで、血糖値の急上昇を押さえることができます。また、コレステロールの吸収抑制作用、血圧が上がるのを防ぐ、といった働きも期待できます。
いろいろな野菜をまんべんなく食べることも大切ですが、糖尿病の方に特におすすめの野菜もあります。

玉ねぎ おすすめ度★★★

玉ねぎの独特の刺激臭は、イオウ化合物であるイソアリインという成分によるもの。このイソアリインには強い血糖低下作用が認められています。しかもインスリンを増やすことなく、血糖値だけを下げてくれるため、糖耐能といってインスリンに対する慣れも生じません。
イソアリインは熱で変化するため生食がおすすめですが、水溶性ビタミンが溶け出さないよう、水にさらす時間は最小限にした方がいいでしょう。

オクラ おすすめ度★★★

オクラに含まれるネバネバ物質はペクチン、ガラクタンという食物繊維。このネバネバ成分は、腸内で糖質を包み込んでその吸収を遅らせるため、食後血糖値の上昇を抑える効果があります。
また、胃壁を保護して消化不良などを防ぐとともに、整腸作用をもたらし便秘を解消してくれます。それだけではありません。オクラにはミネラルや亜鉛も豊富に含まれているため、体内でインスリンの原料にもなってくれる心強い食材なのです。

・赤ピーマン おすすめ度★★

高血糖の状態が続くと、体内を老化させる活性酸素という物質が増え、それにともなって血管障害や腎障害が起きます。赤ピーマンに含まれるβ-カロテンは、この一連の流れを抑えるように働き、合併症を予防してくれます。
また、β-カロテンの抗酸化力は、インスリンを分泌する膵臓β細胞を保護する効果もあるといわれています。

・もやし おすすめ度★★

もやしには多くの食物繊維が含まれています。たとえば大豆もやし100g中に含まれる食物繊維の量は、同量のレタスの2倍ほど。その90%以上が不溶性食物繊維なので、腸内の糖質や脂質を一緒に排出してくれます。
その結果、食後血糖値の上昇が抑えられ、便秘解消にも効果を発揮します。価格がリーズナブルでたくさん食べられるのもうれしいですね。妙め物やおひたし、みそ汁など、調理法をいろいろ工夫して、副菜としてたくさん摂るようにしましょう。

野菜なら何でも糖尿病にいいの?NG野菜があった

とはいっても、野菜なら何でもいいって
わけじゃないんです。

野菜の中にも、少数ですがGI値が
高いものが存在します。

でも高いものは食べちゃだめ、という
ことじゃありません。

炭水化物と同じ扱いにして、食事の
あとの方に食べることをおススメします。

知らないと損してるかも?糖尿病に大事なGI値ってなに?

https://blue-circle.jp/articles/45

糖尿病について、よく知っている方も、最近勉強し始めた方も、ネットで「GI値」と言う文字、よく見かけませんか?
なんとなくは分かるけど、、、実際のところよくわからない!というから多いと思います!そんな方のためにGI値徹底解説!

「GI値ってなに?」と思ったらこちら↑

GI値が高い野菜

厳密に覚える必要はありません、大まかに『いも類とにんじん、コーンは最後』くらいの認識で大丈夫です。

なので、同じサラダでも食事の最初にポテトサラダははNGです。

因みに・・・GI値が低い野菜は?

生で食べられて、サラダになりそうな野菜には色をつけています。

結構ありますよね!

これならコンビニのサラダでも十分対応できます。

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