2023年8月6日

妊娠糖尿病での胎児への影響とは?胎児が低血糖になる可能性

妊娠糖尿病により、お母さん(母体)の高血糖が続くと胎児にもさまざまな影響を引き起こす可能性があることがわかっています。今回は妊娠糖尿病のになると出産時、胎児にどのような影響があるかを解説していきます。

妊娠糖尿病にかかってしまったら一番心配なのが、
胎児への影響ですよね。

妊娠糖尿病の胎児への影響は、
低血糖やその他にも重篤な命のかかわる症状を伴う恐れがあります。

【妊娠糖尿病はどんな病気?】

妊娠糖尿病は、妊娠中に血糖値が高くなったり血糖値が高い状態が初めて発見された糖代謝異常を言います。妊娠前に診断された糖尿病は含まれないのがややこしい点ですね。

妊娠糖尿病は赤ちゃんへのさまざまな影響・障害が起こる可能性のある病気なので、早めの発見、治療が必要です。

妊娠糖尿病の食事で絶対に気をつけたい注意点!

https://blue-circle.jp/articles/58

妊娠糖尿病を詳しくご存知ですか?妊娠中に血糖値が高くなったり、血糖値が高い状態が初めて発見された状態をいいます。
食事療法での治療が基本となりますが、どんな点が注意点なのかご紹介していきます。

胎児への影響。妊娠糖尿病で赤ちゃんが低血糖?

妊娠糖尿病中の母体(お母さん)から生まれる時に胎児(赤ちゃん)は低血糖に陥る可能性があります。

母体から栄養をもらっているので、
高血糖の状態で生まれてくるかと思いきや
実は胎児は低血糖で生まれることがあるのをし知っていましたか?

胎児もお母さんの身体の中で、血糖を消費して体を作るため、
自身(赤ちゃん)の膵臓からインスリンを分泌するのですが、
過剰な供給を受け続けると、このインスリンの分泌量が通常よりも
多い状態が続きます。

しかし、やがて出生し、母親から切り離されることから、
この過剰だった高血糖状態が突然遮断されます。
胎児のからだのインスリン分泌能は急に停止することが出来ないので
急激に葛藤が下がりすぎて、
”新生児低血糖症”を発症してしまうことになります。

この新生児低血糖症は、早産や低体重児の場合にも起こりうるものですが、
生まれてから数時間から翌日の間に発症します。

【新生児低血糖症の症状】

・元気がなく、母乳を飲まなない
・ボーっとしていて意識レベルが低い
・痙攣をおこす
・無呼吸になる
・顔色が悪く、青白くなっていたり、チアノーゼ(皮膚や粘膜が青紫色である状態)
・汗をたくさんかき、呼吸が荒くなる

【新生児低血糖症の治療】
低血糖症の治療は、基本的にブドウ糖を点滴して行っています。
症状が良くならない場合は、血糖上昇ホルモンという血糖値を上げる薬が使われることもあります。

また、何らかの病気によって低血糖が引き起こされる場合はその治療もおこなわれます。

点滴の治療が必要なくなるまで
入院して治療を行います。

低血糖以外の赤ちゃんへの影響は?

■巨大児

栄養が多く供給され過ぎたため、
身体が大きく育ち過ぎた、出生体重が4000gをこえる場合の赤ちゃんをさします。

身体が大きいので、難産になりやすく、また出生後に様々な合併症を引き起こす可能性も高くなります。

■発育不全・先天性奇形

胎盤機能が低下してしまい、発育に遅れが生じてしまい
低体重や未熟児、あるいは障害が生じるリスクが高まります。

また、特に妊娠初期のうちから妊娠糖尿病を発症し、
その度合いが悪いほど、先天性奇形は発症する確率が高くなることがわかっています。

発生個所は傾向がなく、あらゆる体の部位で起こる可能性があります。

■胎児ジストレス

以前は「胎児仮死」と呼ばれていた症状で、
子宮内において呼吸・血流の循環に問題が生じている状態を指します。

酸素量が減る、血流が滞ることは命に関わる
事ですので、急に胎動が感じられなくなったなどの異変に、十分注意しなければなりません。

妊娠糖尿病の胎児への影響に関するまとめ

妊娠糖尿病にかかると自分だけのリスクだけでなく、
胎児(赤ちゃん)にも影響が出てきてしまうんですね。

そう考えるととても怖い病気です。

大切な赤ちゃんを守るためにも
辛抱強く治療を続けていきましょう!

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