糖質制限ダイエット。始めてから時間が経過したにもかかわらず、「痩せない」ことに追い詰められていませんか?気持ちが沈んでいては、ダイエットの効果も半減してしまいます。気持ちよくダイエットを成功させるためには、糖質制限の内容を見直す必要があるかもしれません。成功に導くための原因究明と解決策の探究をしてみましょう!
私は糖質制限じゃ痩せないカラダ?見直してみよう私の生活
自分の糖質制限は正しいか見なおしてみよう
糖質制限は、文字通り糖質を制限するダイエットのことですが、なかなか痩せない、効果が出ないという人は糖質制限のどこかが間違っている場合が多いと思われます。
もう一度、糖質制限の内容を見直してみましょう。
◇糖質の制限量の3パターン
①一日の三食すべて糖質を抜く、ハードな糖質制限方法
②一日の一食だけの糖質を抜く、ほどほどな糖質制限方法
③一日の夕食だけの糖質を抜く、軽い糖質制限方法
◇条件
・米飯、パン、麺類などの炭水化物を制限する
・三大栄養素のうち、タンパク質と脂質はしっかり食べる
・食物繊維をしっかりと摂る
どうでしょうか?この時点で、痩せない原因が見えた人もいるかもしれませんね。
原因はこんなところにも…
友達と一緒に糖質制限した人なら尚さら比べてしまうことにもなり、一人でこっそり始めた人も、効果が出ない!痩せない!とイライラしますね。成功しない・痩せないことには理由があるはずです。ここでは5つの原因を探ってみましょう。
■実は、いつもの食事に糖質がたっぷりだった
前述した内容は間違いないという人でも、糖質に関する知識が足りなかったという人がいます。炭水化物であるパン、麺、ご飯だけが糖質と思っていては大間違い!
▪麺類ではラーメンやパスタの代わりに春雨なら大丈夫と言って、制限なしに食べたのでは糖質オンとなります。
春雨やくずきりは、じゃが芋やさつま芋のでんぷん質で作られているので、たくさん食べるには糖質制限にはなりません。これでは痩せません。
▪肉類は制限なく食べても良いとされているので、とんかつやハンバーグをたくさん食べている人は糖質オンです。
トンカツはパン粉がまわりにまぶされていますし、ハンバーグは肉のつなぎとしてもパン粉が使われています。
▪野菜こそたくさん食べなきゃと言って、種類関係なくもりもりたべている。喉が渇けば野菜ジュースを飲んでいる人は、糖質オンです。野菜のなかでも芋やカボチャ、トウモロコシなどには糖質が多く含まれていますので要注意です。
▪調味料やタレなどには、糖質が多く使われています。ご飯だけを残すと大丈夫と言って、カレーのルーだけ、牛丼の具のみだけはたくさん食べるという人は、糖質の罠にかかっています。
■過食の域に達している
糖質制限には、もちろん他の栄養素や成分の制限がないので、それ以外の物を普段よりも多く食べたり、炭水化物の分をこってりと脂肪分の多い食べものを食べていては、普通にカロリーオーバーとなる過食となってしまいます。
糖質制限は、エネルギーの消費後に余ってしまった糖質が脂肪に変わって、体内に蓄積されてしまうことを避けるための制限です。そこで脂肪の多いものをたくさん食べては脂肪のまま蓄えられてしまうので、わざわざの糖質制限の意味が無くなってしまいます。
■一日に使われる身体の基礎代謝量が減少している
基礎代謝量とは、動いたり働いたりと動作を加えることで消費されるエネルギーではなく、内臓が働いたり、呼吸をするだけでも消費されるエネルギーのことですが、これが徐々に少なくなってしまうと体重は減少しません。
せっかくダイエットするのだからと言って、食べる量を極端に減らしたり、朝食を抜いたり、運動を全くしなかったりすると 基礎代謝量が減ってしまいます。
■ストレスが多い生活
糖質制限に限らず、ストレスは普通に蓄積するものです。増して現代のストレス社会では、避けるに避けられない部分があります。その上、「ダイエット」「制限」などということで自分を縛ることになれば余計にストレスは溜まりますよね。
ストレスは、自律神経をアンバランスにするため、ホルモンにも影響したり、新陳代謝を悪くしたりと、便秘をひきおこしたり、身体を痩せにくくさせることになります。
■便秘が続いている
炭水化物は糖質と食物繊維の合体食品です。炭水化物の制限分を野菜や他のもので補ってあげなければ、便秘路線をたどるのは当然のことです。
便秘は、毎日のスッキリ感がなくなるので、精神的にも不快になることが多くなります。それがストレスになって、ストレスがまた便秘を引き起こすなど悪循環となります。
対処法を知って、もう一度チャレンジ!
■糖質制限ダイエットの正しい内容を把握して、食事内容を多方向から見てみよう!
●痩せないからといって炭水化物を、全て断ち切るというのは酷なものです。制限に猶予を持たせつつ糖質の少ないものを選択したり、炭水化物となるご飯を食べるときなどには、こんにゃくなどかさ増しで満腹感や満足感を得る工夫などしていくと良いでしょう。
●炭水化物以外の食品にも糖質が含まれていることを認識しておく
主食だけに注目するのではなく、飲料水などにも糖質が多く入ってないか注意しましょう。炭酸飲料は当然ですが、スポーツドリンクにも糖質は含まれています。喉が渇いたらやはり、
水やお茶、コーヒーなどが安心できますね。
●脂肪分の過剰摂取も食べすぎも、カロリーオーパーになります
糖質制限では、肉や魚は制限なしですが、一日に必要摂取エネルギーが基準をオーバーしてしまうと、脂肪そのものを身体に蓄えてしまい、痩せない結果になります。
肉や魚に隠れている糖質や脂肪にも配慮しながら、食べ過ぎないように分量にも注意していきましょう。
■糖質制限とともに基礎代謝を下げない習慣
食べ物ばかりにダイエット効果を期待したのでは、痩せないとため息をつく機会が増えるかもしれません。
身体を動かすことが代謝をアップさせるので、できるだけ早くダイエット効果を上げたいのであれば、生活に運動を取り入れることがいいでしょう。
ジョギングとなれば、違う意味のため息が出るかもしれないので、通勤や買い物などは、徒歩を心がけるとか、何気ない運動が身体にも心にも良い効果をもたらすと思われます。
■ストレスをためない生活を心がける
早急に痩せることばかり考えると、現状を忘れてしまい、無理なダイエットにつながってしまうので方向性を見失わないように心がけてください。
あまりにも神経質に「痩せない、痩せない!」と思ってしまうと、ダイエットの逆効果を生みだし、ストレスがどんどん倍増してしまいます。
気持ちのリラックスをお忘れなく。
睡眠不足もストレス不調につながりますので、6時間以上はしっかり熟睡することや、リフレッシュ時間を持つことで、ストレス解消、新陳代謝の向上を図ってくださいね。
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