
糖尿病でも大丈夫?甘党に朗報!「オリゴ糖」が血糖値を上げにくくする?
糖尿病とは、血糖値が上がる病気です。
インシュリンが不足すると、身体はどうしても糖を欲してしまいます。
お菓子・スイーツをはじめ、普段の生活の中でもコーヒーやヨーグルトなど、
ちょっとした商品にもお砂糖が入っていたり、足したりしがちです。
でも、甘いモノは好き…という方は、それらに入れる砂糖をオリゴ糖に変えるだけでも、血糖値の上昇をかなり抑える事が出来ることを知っていますか?
何から始めたら良いのかわからない方は是非こちらを読んで普段の生活に役立ててください!
そもそも「オリゴ糖」ってなぜ血糖値を上げにくいの?
オリゴ糖が持っている特質にあります。オリゴ糖は、確かに糖質の一種ではあるのですが、砂糖などとは全く違い、なかなかカロリーが体内に吸収される事がないんです。つまり、オリゴ糖を摂取しても、それほど血糖値を上げずにすむのが、糖尿病患者に一番人気の秘密なんです。
実際、血糖値を急上昇させてしまうレベルがどれくらいか、という目安になる「GI値」は、
ブドウ糖のGI値を100とした場合、砂糖=上白糖は109、黒砂糖でも99。これに対してオリゴ糖は、種類によって若干の差はありますが、
GI値はおおむね10~30程度の範囲内に収まっています。血糖値を急上昇させるリスクが出てくるのは、だいたいGI値60以上からですから、
そのボーダーラインをはるかに下回るGI値のオリゴ糖は、
血糖値に対するリスクがきわめて低いということが分かりますね。
血糖値対策だけじゃない「オリゴ糖」の効果
■(1)お腹スッキリ!整腸作用
オリゴ糖のメリットと言えば、なんといっても
「ビフィズス菌のエサになり、腸内を善玉菌優勢のいい環境に整えるサポートをする」
というのが第一に挙げられます。
■(2)便秘を改善
オリゴ糖により腸内で発生した酸は、腸に刺激を与え腸の蠕動運動を活性化させます。そして便の排出を促し、便秘を改善させる効果があると言われています。オリゴ糖を3g程度2週間程度摂取すると腸内の善玉菌が数倍になるという実験結果も出ており、「オリゴ糖は便秘に効く」として有名です。
■(3)動脈硬化の予防
オリゴ糖によって腸内の善玉菌が増えると、血中に善玉コレステロールが増えると言われています。善玉コレステロールが増えることで、腸内の余分なコレステロールや胆汁酸を吸収して排出するので血中のコレステロールや中性脂肪を低下させることが出来、動脈硬化の予防が出来ると言われています。
■(4)ダイエット・美肌効果
低カロリーなのでダイエットに効果的と言われています。
ブドウ糖のカロリーは1gあたり約4kcalですが、オリゴ糖はブドウ糖の半分の2kcal!
飲み物や料理に使用する砂糖をオリゴ糖に変えるだけで摂取カロリーを抑えることが出来て、
ダイエット効果も期待できると言われています。
また、腸内環境を整えることで間接的に肌荒れなどにも効果があると考えられています。
まとめ:食事療法にオリゴ糖を上手につかって健康効果をUP!
普段何気なく食べている食事から、糖尿病への対策はできるんです!
その他肥満や生活習慣病を防ぐためにも、食事の見直しは大事です。
簡単にできる血糖値対策として、また整腸作用やダイエットとしても
オリゴ糖を上手に使っていきたいですね!