糖質制限ダイエット中「チョコレート」を上手に活用しよう
世界中で愛されているチョコレート。甘いものが大好きというわけではなくても、気分転換やお茶のおともに欠かせないという人も多いかもしれません。
甘いもの代表ともいえるチョコレート、ダイエット中の人、とりわけ糖質制限中の人にとっては避けるべき存在として認識されがちです。
ですが、本当にそうなのでしょうか?
…いいえ、チョコレートは上手に活用すれば「ダイエットの味方」になりえるんです♪
糖質制限ダイエット中の方、必見!
■チョコレートはもともと「薬」だった!?
チョコレートと人間の関わりは紀元前からと言われています。
チョコレートの主原料カカオについては、神の食べものとして大変貴重なものとされていました。
カカオ豆を焙煎し、つぶして食べていたようです。
当時は、現代のようにお菓子、嗜好品としてではなく、薬のような一面をもって扱われていました。
「滋養強壮」「活力がつく」などと言われていたようです。
とても高級品で、一部の上流階級の人しか手に入らなかったようです。
糖質制限中でもOK!チョコレートの効果。その栄養価について
そんなチョコレートですが、栄養価の面から見ても体にうれしい栄養素が含まれています。
ひとつひとつ、見ていきましょう。
■いろんな嬉しい効果が一杯!「カカオポリフェノール」
特筆すべきは「カカオポリフェノール」です。
ポリフェノールとは植物の色素や苦味、渋みに含まれていて、強い抗酸化作用を持っています。
カカオポリフェノールには、血圧低下、動脈硬化の予防、抗ストレス効果、美容効果、アレルギーの改善や脳の活性化にも役立つと言われています。
■お腹スッキリ!「カカオプロテイン」で便通改善
カカオプロテインとは難消化性のタンパク質。
消化されにくいタンパク質は大腸まで届き、便のもととなり整腸効果が期待できます。
糖質制限ダイエットでは、特に食物繊維等を意識して取らないと便秘になりやすいという人もいますから、この効果は嬉しいですね♪
糖質制限中のチョコレートの選び方
嬉しい効果がいっぱいのチョコレート。
ただ、効果があるからといって考えなしに摂取していては逆効果です。
糖質制限中にチョコレートを食べる場合はどんなふうに選べばよいのでしょうか?
■選ぶなら「高カカオ」のチョコレート
カカオが70%以上のいわゆる「高カカオチョコレート」。最近はスーパーコンビニなどでも多く見かけるようになってきました。
一般的な甘いチョコレートよりもカカオ特有の苦味があり、コクのある味です。
様々な健康効果から注目され始めていますね。
高カカオチョコレートであれば、商品によりますが糖質は低めですので、
糖質制限中のかたでも間食として取り入れることができます◎
■ストレス解消、気分転換に…上手に食べてダイエットを円滑に
甘いものを「食べてはいけない」と思うからストレスが生まれます。
糖質制限中で「食べてはいけない」と思うから、余計食べてしまった経験、ありませんか?
高カカオのチョコレートを、甘さ控えめの飲み物と一緒にいただく。
甘いものを禁止するのではなく、種類を選んで上手に付き合っていく。
これだけでも「食べたい」「でも食べちゃいけない」というジレンマから開放されます!
それに、高カカオなチョコレートは少量でも満足感があり、十分気分転換やストレス解消になります。「食べても良い」お菓子があると、それだけでもうれしいですよね!
ストレスを溜めないことは糖質制限ダイエットの成功の秘訣です。
ストレスがたまらなければ反動でどか食いを起こすことも少なくなるでしょう。
毎日のちょっとした気分転換には、少しだけでも満足できるチョコレートは強い味方なのです。
■糖質制限中、チョコレートはどのくらい食べてもよいの?
普通のブラックチョコレート1かけら5gを摂取したとして、約70mgのカカオポリフェノールが含まれています。
そしてカカオ90%前後のチョコレートでは、その2倍の約140mgものカカオポリフェノールが含まれています。
健康効果を期待するなら、1日に200~500mgのカカオポリフェノールを数回に分けて摂取するのが理想的だと言われています。
仕事の合間のエネルギーチャージとして休憩中に食べたり、朝食時や運動前に少し頂いたり、小分けで楽しんでも良いでしょう◎
ただし、ホワイトチョコレートにはほとんど含まれていないため注意が必要です。
■糖質制限中にチョコレートを食べる時の注意点
なんでもそうですが、健康に良いからといって食べ過ぎは禁物です。
カカオの含有量が高いということは、脂質も多くエネルギーも高めとなっているということなのです。
あまり食べすぎるとカロリーを過剰に摂取してしまうことになるので注意しましょう。
そして、繰り返しになりますが、チョコレートならなんでも良いというわけではなく、ただ甘いチョコレートを摂取すると糖分も多くなってしまいますので、
パッケージの成分表示などをよく見て自分に合ったものを選ぶのが重要です。
いずれにしろチョコレートは嗜好品であり、依存性も多少はありますので、
タイミング・量に気をつけながら楽しむことが一番です◎
糖尿病でもチョコレートを食べても大丈夫?気にしないで食べるコツ
https://blue-circle.jp/articles/251
糖尿病でもチョコレートは食べても大丈夫?
バレンタインなどの季節になるとチョコレートを食べたくなりますね。
糖尿病でもチョコレートを上手に食べる方法があるんです。糖尿病とチョコレートそして血糖値との関係をまとめてみました。
https://blue-circle.jp/articles/255
糖質制限中、朝食はどんなものにするか悩む人が多いようです。朝食はダイエット中でなくても一日の始まりで重要な食事。特に糖質制限中の朝食ではどんなものを食べれば良いのでしょうか。糖質制限の際の朝食について5つのポイントを簡単に学びましょう。
糖質制限中でもオッケー!な、手作りチョコレートレシピ♡
■手作りだから自由自在!糖質制限チョコレートケーキのレシピ
手作りチョコレートなら、小麦粉や砂糖も自分で自由にコントロールできるから
糖質量の調整が簡単です♡
特にチーズやおからなどで代替した、チーズケーキやガトーショコラが人気のレシピです。
ブランデーや洋酒を使って香り高い大人のスイーツにしても◎
糖質制限◆超簡単生チョコ風ガトーショコラ
バター
60g
甘味料
砂糖の甘さに換算して80~100g
純ココア
40g
超微粉おからパウダー
大さじ1
生クリーム
100cc
とき卵
3個
洋酒
大さじ1
小麦粉なし、チョコを溶かす手間もなし!混ぜて焼くだけ、しっとりなめらかで生チョコのようなガトーショコラです。
https://cookpad.com/recipe/4296529
小麦粉なし、チョコを溶かす手間もなし!混ぜて焼くだけ、しっとりなめらかで生チョコのようなガトーショコラです。
糖質制限おやつ♡チョコレートチーズケーキ
クリームチーズ
100g
卵
2個
ZEROチョコレート
30〜40g
人工甘味料
10g(砂糖40〜60gの甘さになるように調整)
生クリーム
100cc
ココアパウダー
40g
ZEROチョコレートを使ってチーズケーキを作ってみましたー!糖質オフで、グルテンフリー。糖質制限中のおやつに◎。
糖質制限おやつ♡チョコレートチーズケーキ by Cokeshi73
https://cookpad.com/recipe/4333517
ZEROチョコレートを使ってチーズケーキを作ってみましたー!糖質オフで、グルテンフリー。糖質制限中のおやつに◎。
糖質制限:綺麗になれるチョコレートケーキ
☆バター
30g
☆卵
2個
ラカント(甘味料)
大さじ4
☆おから(生)
100g
☆アーモンドプードル
30g
☆ココア
40g
☆ベーキングパウダー
小さじ3
豆乳
100ml
ブランデー
大さじ1
糖質オフチョコレート
50g
クランベリー
少々
アーモンド、くるみ、カシューナッツ
少々
しっとりなめらかチョコケーキです。
糖質オフの簡単スィーツ♡
糖質制限中に食べてもいい市販のチョコレートって?
■コンビニ・スーパーなどでも糖質オフの商品アリ◎
最近はコンビニ・スーパーなどでも、糖質量がぐっとおさえられた
おやつにぴったりのチョコレートが販売されています!
一部をご紹介しますね。
ゼロ ノンシュガーチョコレート(ローソン)
糖質制限食のラインナップが幅広いローソンでも、砂糖不使用のチョコレートを販売しています。
ロッテ ノンシュガーチョコレート ZERO
砂糖・乳糖などの「糖類」が含まれないノンシュガーチョコレートです。
糖質量もそれにともなって低くなっています◎
森永 カレ・ド・ショコラ カカオ70
カカオ分が多く含まれているチョコレートは、その分糖質も低めに抑えられています。
ハイカカオチョコレートは少量で満足しやすく健康効果も抜群ですよ。