2021年3月21日

糖尿病患者に花粉症が多いのには理由があった!糖尿病と花粉症の関係

糖尿病患者さんへ、あなたは花粉症ですか。家族が花粉症、友達が花粉症、周りに花粉症の人が多くいるのではないでしょうか。糖尿病と花粉症の関連性についても考えてみます。

糖尿病と花粉症。
この時期になると、街中でマスクをしている方が多くいますね。

友達、家族、花粉症で苦しんでいる方、少なくないんじゃないんでしょうか?

日本人に多い印象を受ける花粉症ですが、海外と比較すると特徴があるようです。

さらに、糖尿病との関係性も。

まずは、日本の花粉症人口の推移からみていきましょう。

花粉症人口の推移

日本人の花粉症発症率は、日本全体の平均でおよそ50%、2019年の都道府県別では花粉症と自覚がある人の割合が最も高いのは山梨で、なんと77%という発症率というデータがあります。

概ね2人に1人と言う計算になりますね。

また、日本人に多い印象を受ける花粉症ですが、日本人のこの時期の花粉症と言えば、主にスギ花粉です。

このスギ花粉が強烈で、本当にひどい人は目も開けられない、と言う方もいるわけですが、実は海外では、このスギ花粉、森の中で飛ぶものであって、人々の暮らす街にはまず、飛んでこないのです。

日本は海外に比べて、人の住む町とスギの木が密接してしまっている、という事から、スギ花粉症で悩まされる方が多いのです。

海外で、スギ花粉症になる方が少ない理由はここにありました。

時期別の花粉の種類

スギ:2月上旬~4月下旬、
   11月上旬~12月中旬、1月上旬

ヒノキ科:2月上旬~5月下旬

ハンノキ属:2月中旬~5月上旬

シラカンバ:4月下旬~6月上旬

イネ科:4月上旬~7月上旬、
    7月下旬~10月上旬

ブタクサ属:8月上旬~10月中旬

カナムグラ:8月中旬~10月中旬

ヨモギ属:9月

実は一年中花粉は飛んでいるんですね。

花粉症は年齢を重ねるごとに症状が増す傾向もあるので、
もし、花粉症かな?と思ったら早めに対策をする事が大事です。

糖尿病と花粉症の関係

花粉症の発症は体質によるもので、花粉が体に入るたびに作られる抗体の量が一定量を超えた時に発症します。体質によって、花粉症になり易い人、なりにくい人、がいるのですね。

しかし、糖尿病患者さんの場合は、高血糖により免疫が低下してしまい、感染症全般にかかりやすくなってしまいます

このため、糖尿病になる前は花粉症でなかった人も、突然花粉症になってしまうこともあるのです。

糖尿病患者さんが花粉症かな?と思ったら・・・

糖尿病患者さんで、今まで症状が無かったのに突然花粉症のような症状を感じたら、まずは、糖尿病の主治医を受診する様にしましょう。

市販で売られている、花粉症対策の薬も手に入りやすいですが、血糖コントロールの必要な糖尿病患者さんは血糖コントロールを乱してしまう可能性があるのです。

例えば、花粉症対策薬によく含まれる塩酸プソイドエフェドリンは血糖を上昇させる効果があることがわかっています。

糖尿病患者さんの花粉症の場合は、糖尿病の主治医に相談の上、花粉症の治療薬を決めてもらったり、ご自身の状況に応じて診断をしてもらいましょう。

糖尿病と花粉症についてのまとめ

糖尿病患者さんはよく、免疫が落ちているから合併症に気を付けて!などよく記述で書かれますが、花粉症も同じですね。

花粉症の罹患者が多いので、花粉症症状が一般化してしまっていて、軽度と考えがちですが、合併症と同じです。

食事などで、免疫力の衰えを最小限に抑えることも出来ますので、糖尿病治療をしっかりしていきましょう!

花粉に負けないように!

糖尿病による皮膚や手足の「かゆみ」。主な症状とスキンケアとは?

https://blue-circle.jp/articles/232

糖尿病になると皮膚のかゆみが出てくる時があります。なぜでしょうか?
高血糖が続くと免疫力が低下し、合併症を起こしやすく末梢神経・循環の機能障害から、皮膚トラブルも起こしやすくなってしまいます。
糖尿病と皮膚の関係を知り、正しいスキンケアを身につけて、かゆみ等の皮膚トラブルを未然に防ぐことが大切です。

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