2023年7月27日

妊娠糖尿病の入院って?入院生活のいろは

妊娠糖尿病の入院について。 糖尿病とは太っている人やよく食べるの人になるイメージですが、妊娠糖尿病は妊婦さんなら誰でもなりうる病気なのです。もしも病院で入院を告げられてしまったら、、今回は妊娠糖尿病の入院生活について。

妊娠糖尿病になってしまったら入院もあり得るの?
そんな疑問も浮かんできますよね

妊娠糖尿病は、妊婦さんならだれにでもなりうる病気ですが、
個人差により、なりやすい人、なりづらい人がいます。

妊娠糖尿病になりやすい人は、妊娠前から血糖値が高かった方や、
高齢出産(35歳以上)の方、肥満気味の方が多いと言われます。

妊娠すると、胎盤からインスリンの働きを弱める女性ホルモンが出るため、
膵臓からは通常よりも多めにインスリンが分泌されます。

しかし、妊娠中という非日常の身体では、インスリンが多めに出せない方もいます。

そういった方が、妊娠糖尿病にかかりやすいのです。

【妊娠糖尿病はどんな病気?】

妊娠糖尿病は、妊娠中に血糖値が高くなったり血糖値が高い状態が初めて発見された糖代謝異常を言います。妊娠前に診断された糖尿病は含まれないのがややこしい点ですね。

妊娠糖尿病は赤ちゃんへのさまざまな影響・障害が起こる可能性のある病気なので、早めの発見、治療が必要です。

妊娠糖尿病を検査するには?検査内容、料金・・・

https://blue-circle.jp/articles/268

妊娠糖尿病の検査をしてみたい。。家族に糖尿病がいるので少し不安、、
妊娠糖尿病は放っておくと、お腹の胎児に影響が出たり、
早めの発見・治療が必要な病気です。また、誰にでもなりうる病気でもあるので、
一度病院へ行って見ましょう。今回は検査についてです。

妊娠糖尿病の検査

妊娠糖尿病も普通のⅡ型糖尿病も初期症状はないため、もともと血糖値が高めだったけれど、気づかずに妊娠し、定期検診で妊娠糖尿病と発覚する方もしばしば。。。

そのため、妊娠糖尿病と診断されるきっかけは定期検診で行われる尿検査や血液検査によって診断されます。

尿に糖が出ていても妊娠糖尿病であることは少なく、腎性糖尿であることもあります。
診断を確定するために、さらにブドウ糖を飲んで血中のブドウ糖の濃度変化をみることで診断を
くだします。


妊娠糖尿病になってからの対処方法

妊娠糖尿病の治療。ストレスを溜めない取り組み方

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妊娠糖尿病の治療について。
妊娠糖尿病と診断されてしまった場合の治療法は大きく二つあります。それは「食事療法」「インスリン療法」です。普通の糖尿病は薬を使ったり、積極的に運動を取り入れていきますが、妊娠糖尿病の治療はどうなのでしょうか。

妊娠糖尿病の治療も食事療法が基本となりますので、まずは食事指導を受けます。

妊娠中の運動は体重コントロールが難しいため、
食事療法で肥満を防ぐように治療を進めます。

■妊娠糖尿病では過度なカロリー摂取・偏った食事には注意

お腹に子供がいるのですから、当然成長に必要な栄養の摂取は基本中の基本。

問題のない妊婦さんの摂取カロリーの30%カット程度が理想的だと言われていて、
過剰なカロリー摂取は避けた方がいいそうです。

また食事を減らし、おやつや夜食などを導入するのもいいと言われています。

■妊娠糖尿病では高血糖を起こさない食べ方をすること

1日の摂取カロリーを3食で摂ると食後血糖が上がりすぎてしまう場合は分食といって、
4回~6回に分けて食べます。

また、ゆっくりよく噛んで食べる事や、
食べるものの順番を野菜→汁物→炭水化物としてみることで、
糖の吸収を穏やかにすることも効果があります。

■妊娠継続と赤ちゃんのために必要な栄養素をとること

胎児の体や機能を発達させたり、母体の健康を維持するためには、
炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維のうち、
なに1つ不足してもいけません。

妊娠中の食事でなによりも重要なことは、栄養バランスを整えることです。

症状の悪化で入院治療が必要になったら

食事療法を行っていても、うまくいかない場合や、基準値を超えてしまった場合には
入院をすすめられることもあるかもしれません。

妊娠糖尿病の入院は
「管理入院」
「教育入院」
と呼ばれ、1週間~2週間入院をして
妊娠糖尿病について学び、血糖値が落ち着くまでは入院し、様子をみます。


妊娠糖尿病の管理入院は、
計算された食事を食べながら定期的に血糖値を計ります。

血糖値が高いときはインスリンが投与されることもあります。

インスリンの量によって低血糖を引き起こすことがありますので、
入院中に様子を見ながら投与することで適量がわかるのです。

入院中の食事は、1日3回から5回の分割食で食事療法を行います。

食事内容は1日2000kcal以内で、炭水化物も適度に摂取していきます。

入院中でも、
無理がない程度に運動をしてみるもの良いでしょう。

妊娠糖尿病大辞典!原因・予防法から検査方法や入院の事まで!

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