糖尿病は自覚症状がないまま進行し、
予備群でも放置していれば必ず糖尿病になってしまうという予防しくい病気です。
だから油断大敵! あなたは大丈夫ですか?
そんな糖尿病を予防するポイントをまとめてみました。
糖尿病生活で毎日の食事守っておきたいお約束!~食事・基礎編~
糖尿病はなにが怖いの?
糖尿病とは、大きく分けて1型と2型に分かれます。
ここで予防できるのは日本人の糖尿病の90%以上を占める2型糖尿病です。
糖尿病とは、インスリンというホルモンが正常に働かなくなり、血糖値が下がりにくくなる病気です。
基本的には、本当にひどくなるまで症状がありません。
そこが一番厄介なポイント。
症状が無いのに、どうして予防しなきゃいけないの?
と思うかもしれません。
糖尿病で一番怖いのが合併症です。
この合併症では、失明してしまったり、思うように体が動かなくなってしまったり、
心筋梗塞などの血管の病気につながりやすくなってしまったりします。
本当に他人事ではありません。
今から気を付けておきましょう。
糖尿病の食事療法
■①適正なエネルギー量の食事
1日当たりの適正なエネルギー量は、一般に男性では1,400~1,800kcal、女性では1,200~1,600kcalの範囲といわれていますが、体重や身体を動かす程度などにより異なります。自分に適したエネルギー摂取量を以下の計算式から算出してみましょう。
例)デスクワークが多い会社員男性、170cm、80kg⇒標準体重・・・1.7(m)×1.7(m)×22=63.6(kg)⇒エネルギー摂取量・・・63.6(kg)×25(~30)(kcal)=1,590(~1,908)(kcal)
■②栄養バランスのいい食事
治療の基本である食事療法は、食べて良い食品や悪い食品は基本的にありません。
決められたエネルギーの中で色々な食品をとりましょう!
バランスのよい食事とは
主食(ご飯やパンなどの穀物類で主に糖質類を含む食品)
主菜(献立の中心となるおかず、魚や肉などのたんぱく質、
脂質を含む料理)
副菜(野菜や海草、きのこ類の料理)を組み合わせた食事です。
■③規則的な食習慣
三食だいたい均等に、消化吸収と血糖値の関係から食事と食事の間隔は4~6時間程度としましょう。
食事や間食をすると、その直後から血糖値が上がります。その後、健康な人ならインスリンが十分に働いて、食後2時間もすると食べる前と同じ値まで戻ります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は基礎的なお話でしたが、今度は具体的な応用編もご紹介しようと思います。
この内容は、
どの教科書にも載っている基本的なものです。
文面ではなく直接聞きたいという方は、機会があれば、
近くの病院の糖尿病教室へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
一般の方でも参加できるようなものもあります♪