2018年4月8日

妊娠糖尿病とは。妊婦なら誰にでもなりうるって本当?

妊娠糖尿病、最近増えてきたようです。 と言うのも、妊娠中は妊娠前の身体より、血糖値が下がりにくくなっているので、 血糖値のコントロールが非常に難しい!! また、糖尿病合併妊娠というのもあるので、そこの違いも詳しく見ていきましょう!

妊娠糖尿病とは

妊娠中は、妊娠前より、血糖値が下がりにくくなります。
食べたものの血糖値が下げられなくなり、高血糖状態に陥ってしまう事があります。

それを妊娠糖尿病といいます。

妊娠糖尿病は妊娠中にはじめて見つかる糖尿病のことで、
もともと糖尿病だった方は妊娠糖尿病とは言いません。

妊娠糖尿病については2010年に定義と診断基準が発表され、それまで曖昧だった点がクリアになりました。

”妊娠糖尿病・・・妊娠中にはじめて発見または発症した、糖尿病に至っていない糖代謝異常”

妊娠中に行う検査で糖尿病の診断基準を満たすほどの高血糖が確認された場合や、妊娠前から糖代謝異常が判明した場合は「妊娠糖尿病」ではなく「糖尿病合併妊娠」という事になります。

糖尿病合併妊娠とは

糖尿病患者さんの妊婦さんのことを指します。

妊婦さんなので、一般的に若年層世代の若い女性の糖尿病患者さんということにまります。

このことから、若年層世代に好発するのは一般的に一型糖尿病と言うことになります。

世界的にみると
糖尿病合併妊娠とは、一型糖尿病の女性の妊娠、ということが一般的に言われています。

しかし、近年の日本では若年であってもⅡ型糖尿病の患者さんは少なくなく、
若年層世代でも、一型糖尿病より二型糖尿病の患者さんが上回ると報告されています。
晩婚化の影響もあり、一型糖尿病の糖尿病合併妊娠より、二型糖尿病の糖尿病合併妊娠の方も多いと考えられます。

糖尿病=贅沢病じゃない!赤ちゃんを育てるために重要な事

「糖尿病は贅沢病」なんとなくそんな概念がありますよね。
しかし、妊娠中に血糖値が母体内でコントロールしにくくなるのは
どんな方でも一緒です。

妊娠中は、胎盤からインスリンの効き目をなくそうとするホルモンが分泌されます。

なぜ胎盤からインスリン抵抗性ホルモンが分泌されるかと言うと、
お腹にいる赤ちゃんに栄養を促すためです。
ブドウ糖という重要なエネルギーが母体のみで消化されないように、
胎盤からインスリン抵抗性が出ています。

これは妊娠をして赤ちゃんを育てるための
重要なシステムです。

決して、個人の生活習慣の乱れなどからくる贅沢病ではないのです。

また、妊娠糖尿病は、遺伝要素が強いと言われています。

昔に比べて糖尿病(血糖がコントロールしづらい遺伝子)が増えていますので、
ここ近年で、妊娠糖尿病にかかる妊婦さんが増えているのも
うなずける気がしますね。

妊娠糖尿病は、かかってしまって恥ずかしい病気ではありません。

しっかりケアしていけば、
無事に出産も出来ますし、
お腹の赤ちゃんの為にもしっかり治療していきましょう!

妊娠糖尿病大辞典!原因・予防法から検査方法や入院の事まで!

https://blue-circle.jp/articles/301

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