成人の約6.4人にひとりが糖尿病患者もしくは糖尿病予備軍とされる現代日本において、血糖値のコントロールは多くの人々の重大な関心事となっています。
血糖値が急激に上昇するのは食事の後。
ミツカンでは、納豆に食後血糖値の上昇を抑制する効果があり、かつ、納豆のほうが大豆に比べその効果が強い傾向にあることを、研究により確認、発表しました。
食物繊維に食後血糖値の上昇抑制効果があることはすでに報告されており、その中には大豆の食物繊維も含まれています。
しかし、納豆や大豆のかたちで摂取した場合の抑制効果については、これまでに報告例がありませんでした。納豆のもつ食物繊維に血糖値の上昇抑制効果があれば、納豆にも血糖値の上昇抑制効果が期待できるのではないか、納豆が発酵により大豆にない新たな有効成分を生み出しているのであれば大豆以上のはたらきをもつのではないか、そう考えたところから研究は開始されました。