まるわかり!糖尿病食品交換表の使い方!

まるわかり!糖尿病食品交換表の使い方!

糖尿病になってから、栄養指導を受けたけれど、食品交換表だけ買わされて使い方がわからない、、、そんなあなたのための食品交換表の使い方をどこよりもわかりやすく、一番シンプルなやり方でまとめてみました!使い始めは難しそうですが、使ってみると意外とカンタンかも?!糖尿病完治を目指すには必須アイテムを見直しましょう!


今回はいよいよ食品交換表についてです!

「糖尿病食事療法のための食品交換表」を持っている方は
お手元に用意して見直してみて下さいね!

意外と安価で手に入るので、これからやってみる!興味がある!方は買ってみても良いかもしれませんね!それでは見ていきましょう!

前回の復習。。。

糖尿病の食事は改善・完治への近道。

http://blue-circle.jp/articles/231

糖尿病の食事。食事療法は糖尿病になった場合の基本です。気になる1日カロリーの計算方法、レシピ、糖尿でも安心できる食べ物、飲み物、お菓子までお役立ち情報を幅広くご紹介します。改善へのコツもあるのでチェックしていきましょう!

糖尿病は検査でわかる病気でしたね。
という事は検査値が正常範囲になれば治った!と言っても間違いではありませんが、
そこまで行くのが大変なんです。
生活習慣病と言われる物ですから、自分の生活習慣を変えない事にはまず、よくなりません。
生活習慣病と言うと贅沢病のようなイメージがありますが、
Ⅱ型糖尿病は遺伝要素が高く侮ってはなりません。

主な治療法には、食事療法、運動療法、薬物用法がありましたね(^^)

一番重要と言っても過言ではない、食事療法の基本食品交換表についてみていきましょう!

糖尿病食品交換表の活用

糖尿病の食事療法は、いかなる治療の素でも必ず行うべき基本の食事です。
良好な血糖コントロールを保ちながら、糖尿病で一番怖いとされる合併症を防ぐことを目的としています。

食品交換表を理解するうえで重要になってくるワードが二つあります。

それは、「単位」と「交換」です。
1つずつ順に見ていきましょう。

ステップ1:適正カロリーを把握する

まず、自身(糖尿病の方)の適正カロリーを把握しましょう!

準備するものは電卓です!

家族で糖尿病食事療法をすると家族が自ずと健康になっていきます。
それは単純なものですが、糖尿病の方に合わせて食事をコントロールされるから!
ダイエットメニューにも使われたりするので、糖尿病の食事療法は健康への直結、間違いありません。

例)デスクワークが多い会社員男性、
  170cm、80kg


⇒標準体重・・・1.7(m)×1.7(m)×22=63.6(kg)


⇒エネルギー摂取量・・・63.6(kg)×25(~30)(kcal)=1,590(~1,908)(kcal)

ステップ2:「単位」について。1単位=80キロカロリー

一単位が80kcalという事は、
ご自身の一日摂取カロリー ÷ 80(kcal)をすれば
一日の総単位が出てきますね☺

「食品交換表」では、1単位を80キロカロリーと決めています。
その理由は、日本人が日常の生活でよく食べている量が、80キロカロリーかその倍数になっているからです。
例えば、ご飯茶碗軽く一杯(100g)が2単位(160kcal)。
食パンは6枚入り一枚は2単位(160kcal)などと、わかりやすくなっています。

ステップ3:一日にどの表から何単位摂るか?

まだ、「表」と言われてもピンときませんよね、、、。

食品交換表には表1~表6まで、食品別に分類されています。

どのような区分になっているのでしょうか?

表の分類ってどんなもの?

上記のように、
表1は一般的に炭水化物と言われるものの部類。
表2は果物、
表3はタンパク質、
表4は乳製品
表5は脂質、
表6は野菜類 となっています。

いよいよ、一日にどの表から何単位とるか?と言うところです。

それでは単位別でみていきましょう!

表が3つあるのは、第7版から、炭水化物の割合が60%、55%、50%と分けられるようになったからです。
お医者さんからの指示や、嗜好の違いで選択します。

第6版まで60%は基本だったので、炭水化物60%が基準だと考えてよいでしょう。

続いて、朝昼晩の区分です。
だいたい3等分にするのが基本ですが、
20単位(1600kcal)の炭水化物60%の表の見本を見てみましょう。

上記の表から、献立を立てていきます。
たとえばすぐ上の表で表1で使用できるカロリーは800kcal(10×80kcal)という事になりますね。
まだ単位表記に慣れませんね。。。
では、次の項目では献立の立て方を見ていきましょう!

***************************************

【余談】上級編:PFC比について。(炭水化物、タンパク質、脂質の割合)

みなさんPFC比は知っていますか?
完全に専門用語ですが、知っていた方はプロ級です!

単純に言えば、p(タンパク質)F(脂質)C(炭水化物)の比率です。

ただ単位を知っているだけでなく、
この三大栄養素の割合まで把握できていたら100点です!

*炭水化物60%の場合

炭水化物:60%
たんぱく質:17.5%
脂質:22.5%

*炭水化物55%の場合

炭水化物:55%
たんぱく質:19%
脂質:26%

*炭水化物50%

炭水化物:50%
たんぱく質:20%
脂質:30%


※全体を100%と考えた時の目安の比率です。

************************************

ステップ4:献立の立て方

数字だけ見てもピンときませんよね。
実際にはどのように献立を立てるかは本当に自分次第です。

一般的なのは、
①主菜を決める。
お肉にするのか、魚にするのか、、、他にも、豆腐等。
丼ものように主食と一緒になっているものもありますよね。
しかし主食と一緒になっている者はやはりカロリーの高い傾向にあります。
ご褒美DAYなどだけにして頻度を少なくしましょう!

② 主食の選択。
主菜に合させて、ご飯ものなのか、麺類なのか、パンなのか、、、を選択していきます。
糖尿病食事療法は基本的にカロリー制限や糖質制限なので、麺類、パンを選ぶより、
ご飯ものが無難だったりしますね。
飽きてしまわないように、いろいろな組み合わせにもチャレンジしましょう!

③副菜を決める
主菜、主食に合わせて副菜を合わせましょう!
「一汁三菜」からみると、汁物が一品、葉物などの野菜類を2品にするのが一般的です。
ここで注意が必要なのが、ジャガイモやカボチャなど、炭水化物の多い食品です。
なにが表1の物で、何が表6のものなのかしっかり把握しましょう!
副菜を選択するときは、葉物を選ぶと間違いないと思います!

上記はある日の朝食の例です。
因みに、単位は16単位です!
カロリー制限、糖質制限など、厳しく聞こえますが、
実際どうでしょう?

普通の食事な気がします。
糖質だけでみても朝食で食パン二枚も食べれます!!
食パン2枚を食べても、単位は4単位です。朝食にしては少々多めですが、
三食分で割ってもちょうどいいぐらいですね。

実際、糖尿病食は、そんなにキツイモノではないのかもしれません!!

献立を立てる上で、大変なのが単位の少ない、
表5(脂質)、調味料です。。
ここは一日の位置に変えていけない単位です。

ここで出でくるのが2つめのキーワードの「交換」です!

交換表を使用するうえで、単位を交換できます。
例えば、16単位だからと言って、絶対に表の通りの単位配分にしなければいけないわけではないのです!

しかしここで注意点!!
変えてもいい単位は

表1(糖質)
表3(タンパク質)

です!!

単位が上がってくると脂質も変動したりしますが、
一般的には表1と表3が交換しても大丈夫な単位です。
逆からいえば、表2、表4、表6は変えられない!という事でもあります。

ただ、表1は60%~50%と定められていますので、
その範囲にしましょう♪

実際に作ってみよう!

献立ができたら、実際作ってみましょう♪

作る時は、計量器は必須です!
出来るだけ、献立に忠実に作りましょう!

まとめ

いかがでしたか?
意外とカンタンでしたか?
それとも難しかったですか?

交換表を使っての、食事療法は最初は大変ですが、
慣れるとスムーズになってきます!

挑戦してみましょう!

この記事のライター

まだまだ未熟ですが管理栄養士です!
仕事でも日々の勉強でもスキルアップしていきたいと思います!

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