糖尿病にコーヒーは効果有!日常にコーヒーを取り入れよう!

糖尿病にコーヒーは効果有!日常にコーヒーを取り入れよう!

糖尿病とコーヒーに意外な関連性があるのをご存知でしたか? コーヒーの成分から、なぜ糖尿病に有効とされているかまで徹底解説します。


糖尿病とコーヒーに意外な関連性があります。

世界の医学論文で400編以上で、糖尿病予防にコーヒーが効く、とういう事が書かれているようです。

実際に2005年発表されたハーバード大学の研究で、1日に一定以上のコーヒーを飲む人は全く飲まない人に比べて糖尿病になる確率が少ないという結果が出たのです。女性は30%、男性は50%も違いが見られました。

コーヒーの成分

【コーヒーの栄養価】

コーヒー(液体)の約99%は水分。
脂質、タンパク質等も含んでいますが、極々わずかです。
コーヒーから栄養を取ることはできません。

栄養を摂取できない反面、カロリーを気にする事もありません。

もちろんブラックコーヒーもカロリーはほとんどありません。

【コーヒーは薬だった??】

コーヒーは発見された当時から薬として利用されていたようです。
胃の薬、頭痛の薬、心臓の薬等、、、。

最近でも、コーヒーにはいろいろな効用がある、なんて謳われています。

カフェイン
カフェー酸
クロロゲン酸
タンニン
ポリフェノール
褐色組織
ニコチン酸(ナイアシン)
トリゴネリン

【コーヒーの効能】


カフェインは植物界に広く存在するアルカロイドの一種でコーヒー豆の他にお茶の葉やカカオの種子などに含まれています。

「カフェインには発がん作用がある。」などと言われてことがありましたが、
様々な研究の結果、現在では
「カフェインには発がん性や変異原性はない」とされています。


・平滑筋を弛緩させることによって気管支喘息や狭心症の改善に作用する(効果は弱いです

・大脳皮質に作用して精神機能、知覚機能を刺激する結果、眠気や疲労感を取り除き、思考力や集中力を増す

・中枢神経に作用し、呼吸機能や運動機能を高める

・心臓の収縮力を高めることによる強心作用
(低血圧を一時的に改善)

・腎臓に作用して利尿効果を促進する

・胃液分泌を促進し、消化を助ける

・アセトアルデヒド(二日酔いの原因)の排泄を促進する。(二日酔いの頭痛に効果)

・脳内の血流を良くすることによって、脳血管性の偏頭痛を静める

・ボケやパーキンソン病の予防効

コーヒーと血糖値の関係

コーヒーには糖尿病を予防したり、血糖値を改善したりすると言われていますが、
どの成分に効果があるのでしょうか?

クロロゲン酸

コーヒーに含まれるポリフェノール、クロロゲン酸が糖尿病予防に大きく関係していると考えられています。クロロゲン酸は糖代謝を活発にして血糖値を安定させたり、抗酸化作用によって動脈硬化を予防する効果があるのです。

カフェイン

眠気覚ましのイメージがあるカフェイン。カフェインもポリフェノールの一種で、インスリンの分泌を促したり、インスリンの感受性を高める効果があると言われています。
また、琉球大学大学院医学研究科薬理学の筒井正人教授らの研究で、27人の被験者にカフェインが入ったコーヒーを飲んでもらったそうです。するとカフェイン無しのコーヒーを摂取した人よりもカフェイン入りのコーヒーを飲んだ人の方が指先の血流が30%ほど増加したことが分かりました。

上記の様に、
コーヒーに含まれる成分が糖尿病予防に役立つ、事がわかりました。

それでは、
糖尿病患者さんはどのようにしてコーヒーを飲むのが有効的なのでしょう?

糖尿病患者さんのコーヒーの飲み方ポイント

胃を荒らさないように注意!

糖尿病でもコーヒーが飲めることは、
コーヒー好きの人にとって喜ばしいですが、
飲むタイミングだけを気遣っていればいいわけではありません。

空腹時にブラックコーヒーを飲むと、胃に問題がある人の場合、
刺激がつよく、症状が悪化する恐れがあります。

また、健康な人でも空腹時のコーヒーはあまりよくないとされています。

コーヒーの飲み過ぎで、胃が荒れてしまった、というのは
胃酸過多が原因です。

コーヒーは刺激が強く、
胃酸を分泌させる働きを強める作用があります。

空腹時に多量に胃酸を分泌させるのは、胃を荒らすことにつながります。

タイミングとしては
食事中、食後に飲むのが良いとされています。

カフェインは血圧上昇作用もある

もう一つ気を付けたいのが、
カフェインには一時的に血圧を上昇させる作用があることです。

糖尿病患者さんは高血圧になりやすいため、飲み過ぎには注意が必要です。

・食間、もしくは食後2時間ほど経過してから飲む
・空腹時であれば、胃を保護する牛乳※を温めて先に飲む
・食事中であれば、炭水化物を取らない食事のときに飲む

※牛乳は低GI食品です。低GIとは食後血糖値の上昇度を示す指標のことです。GI数値が低ければ低いほど、食後の血糖値の上昇幅が小さくなるといわれています。

糖尿病とコーヒーに関するまとめ

コーヒーにはクロロゲン酸、カフェインなど、糖尿病に嬉しい成分が入っていることがわかりました。


また、昔、薬として利用されていたこともあり、
身体にいい効果を与えてくれる反面、
疾患がある場合などは注意が必要なのが分かりましたね。

コーヒーを飲むと寿命がのびる!糖尿病にいい!など、
飲み続けるといいこともありますが、
どんなにいい食材でも適量が一番です。

飲み過ぎには十分注意して、
心配な方は一度、病院の先生に相談してみるのもいいかもしれません。

この記事のライター

まだまだ未熟ですが管理栄養士です!
仕事でも日々の勉強でもスキルアップしていきたいと思います!

関連する投稿


糖尿病食事レシピ 【 小松菜とキノコのバター醤油炒め 】 

糖尿病食事レシピ 【 小松菜とキノコのバター醤油炒め 】 

糖尿病の食事レシピ!糖尿病と診断されてしまった。ご家族が糖尿病。。。 食事療法が主と言われてもやり方がわからない、そんなあなたのために 糖尿病専用に、美味しく食べられる糖質オフレシピです! ビタミン、鉄分たっぷりの小松菜を美味しくいただくレシピです^^


糖尿病食事レシピ  【 野菜たっぷり麻婆春雨 】 

糖尿病食事レシピ 【 野菜たっぷり麻婆春雨 】 

糖尿病と診断されてしまった。ご家族が糖尿病。。。 食事療法が主と言われてもやり方がわからない、そんなあなたのために 糖尿病専用に、美味しく食べられる糖質オフレシピです! 冷蔵庫の残り野菜で簡単に出来ます!一人ランチにもオススメ^^


糖尿病食事レシピ No.77 【 野菜たっぷり親子丼 】 

糖尿病食事レシピ No.77 【 野菜たっぷり親子丼 】 

糖尿病と診断されてしまった。ご家族が糖尿病。。。 食事療法が主と言われてもやり方がわからない、そんなあなたのために 糖尿病専用に、美味しく食べられる糖質オフレシピです! ご飯を少な目にするために、普通の親子丼より野菜を多めに作りました^^


糖尿病食事レシピ【ピーマンの肉づめ】

糖尿病食事レシピ【ピーマンの肉づめ】

シンプルな味付けなので、ソースやお醤油などお好みで楽しめます。お弁当用に冷凍保存も◎


糖尿病食事レシピ【糖質オフ★鶏ささみのパン粉焼き】

糖尿病食事レシピ【糖質オフ★鶏ささみのパン粉焼き】

粉チーズでしっかり味がついているので、何もつけなくてもそのまま美味しい♪お弁当にもオススメです。


最新の投稿


糖尿病による皮膚や手足の「かゆみ」。症状とスキンケアは?

糖尿病による皮膚や手足の「かゆみ」。症状とスキンケアは?

糖尿病になると皮膚のかゆみが出てくる時があります。なぜでしょうか? 高血糖が続くと免疫力が低下し、合併症を起こしやすく末梢神経・循環の機能障害から、皮膚トラブルも起こしやすくなってしまいます。 糖尿病と皮膚の関係を知り、正しいスキンケアを身につけて、かゆみ等の皮膚トラブルを未然に防ぐことが大切です。


放置は厳禁!糖尿病の「3大合併症」とは?

放置は厳禁!糖尿病の「3大合併症」とは?

「糖尿病は合併症の病気」「本当の怖さは合併症にある」と言われています。 病院で糖尿病だと診断されても、その初期には自覚症状はあまりないのです。ところが放置していると、数年~10年程度で非常に恐ろしいさまざまな病気を引き起こしてしまうことをご存知でしょうか。


糖尿病の方が頭痛になったら最初に読む記事

糖尿病の方が頭痛になったら最初に読む記事

今回は糖尿病と頭痛について。皆さんは頭痛に悩まされることはありますか? よく聞くのは片頭痛。片頭痛とは、頭の片側のみに発作的に発生し、脈打つような痛みや嘔吐などの症状を伴う事もあります。原因があまりわかっていないのも心配ですよね。さて、そんな片頭痛や頭痛に、糖尿病はどう関連してくるのでしょうか?


糖尿病患者に花粉症が多いのには理由があった!糖尿病と花粉症の関係

糖尿病患者に花粉症が多いのには理由があった!糖尿病と花粉症の関係

糖尿病患者さんへ、あなたは花粉症ですか?この時期になるとマスクをしている人がどっと増える気がします。家族が花粉症、友達が花粉症、周りに花粉症の人が多くいるのではないでしょうか?日本人に多いように感じる花粉症ですが、海外と比べると特徴があります。さらに、糖尿病との関連性も。。。


糖尿病による足の壊疽症状。切断しなければいけなくなる前に!

糖尿病による足の壊疽症状。切断しなければいけなくなる前に!

糖尿病による高血糖が足を崩壊してしまう壊疽。 壊疽という恐ろしい病気のメカニズムを知ることで自己の足を守りましょう。 糖尿病と足の関係を解明するとともに、フットケアについてもお伝えします。