糖尿病で皮膚にはどんな影響が?皮膚乾燥の対策と気になる5大症状

糖尿病で皮膚にはどんな影響が?皮膚乾燥の対策と気になる5大症状

糖尿病と皮膚との関係について。糖尿病を発症すると合併症が起こりやすくなると言われているように、体にさまざまな症状が出てきます。 皮膚もその一つ。一般的に、糖尿病患者さんの約3割に何らかの皮膚病変が見られると言われています。今は大丈夫と思っていてもそこが落とし穴になります。


糖尿病になると、なる前よりも、感染症にかかりやすくなったり、
身体にちょっとした負傷が多くなります。

ちょっとした負傷の積み重ねで、合併症などが起きてしまうのです。

油断されがちな糖尿病だからこそ、
気を付けてほしいのです。

最近なんとなく皮膚がかゆい、、、なんてことは有りませんか?
かゆみ原因の多くは乾燥です。
時期的な問題や、年齢を重ねると、少しの刺激にも敏感になりますし、
何より、糖尿病と皮膚には大きな関係があったのです。


糖尿病での皮膚のかゆみの原因

血糖値とかゆみには因果関係があると言われています。
血糖値が高い状態が続くと皮膚のかゆみが現れてしまうのです。

糖尿病になると、
水を飲みたくなる割には、皮膚乾燥しているんですね。
乾燥しやすくなると、乾燥性のかゆみが出てきます。

加えて、血糖値が高い状態が続くと、免疫力が落ちることがわかっています。
あらゆる感染症、風邪、歯肉炎、そして、皮膚の感染症である水虫や雑菌から皮膚炎をおこしやすくなります。

糖尿病の場合の皮膚乾燥の対策は?

たんぱく質、ビタミン類を含む食品をバランスよくとること。

健康な肌を作ったり、新陳代謝を促すには、たんぱく質をはじめ、ビタミンA・B群・C・Eなど数多くの栄養素が関わっています。栄養を偏らせず、バランスよく摂ることが大切です

セラミドを補う食品をとること

セラミドは、肌の細胞をつなぎとめ、肌のうるおいに関わる成分の一つ。こんにゃく、しらたき、わかめ、ごぼう、大豆、小麦、ヨーグルト、ほうれん草などに多く含まれています。

熱いお風呂やシャワーを避けること

熱いお湯は、肌の水分を奪い乾燥の元に。また長湯も避けましょう。40℃以下で10~15分が目安です。

軽い運動でも毎日の習慣にする

運動不足は、血流が悪くなったり、汗をかかないことで肌に老廃物を溜めてしまう原因となり、その結果肌の乾燥につながることがあります。血糖コントロールのためにも、1日30分程度、できれば毎日(少なくとも週2~3日)の運動を習慣化しましょう。

ストレスを溜めない。質の良い睡眠をとること

ストレスは、肌の新陳代謝を悪くしてしまう原因となり、肌の乾燥・かゆみにつながることも。また睡眠不足も肌に悪影響を与えます。日々の生活で質の良い睡眠をとり、ストレスは早めに解消するよう心がけましょう。

症状その1「糖尿病性潰瘍」

糖尿病性潰瘍とは、足に頻発する糖尿病の合併症として代表的なものです。糖尿病になると皮膚疾患を起こしやすくなります。
皮膚の炎症を放っておくと菌による炎症が皮膚の内部にまで進み、
出血や膿などを伴い壊死を始め潰瘍になってしまいます。

潰瘍の発見が遅くなってしまうと、
足の切断をも余儀なくされる病気なので普段から足の皮膚の様子は良く観察しておくことが大切です。

糖尿病性潰瘍とは、糖尿病が進行すると起こる皮膚潰瘍のことです。
放置するとその潰瘍部分が壊死してしまいます。
症状としては足の指などに皮膚潰瘍ができるのですが、糖尿病による神経障害を併発していることが多く、無痛のため気付かないこともしばしばあります。
治療としては皮膚潰瘍部分の切除と糖尿病の管理をきっちり行なうことになります。

症状その2「皮膚感染症」

糖尿病になると、皮膚に尿の中に含まれるブドウ糖が付着してしまう場合があります。
こうなってしまうと、かびの種である真菌が集団で蔓延ってくるので、皮膚が炎症をおこすようになり陰部に痒みが生じる場合もでてきます。

糖尿病に合併して発症すると、そうでないものに比べて、菌が広がる範囲が拡大したり、症状が重くなったりする場合もあるのです。

菌というものはいたるところに潜んでいるので、自分の周りの環境にも気遣って、自分の身を自分で守ることも普段から頭の隅に入れておきましょう。

症状その3「リポイド類壊死症」

リポイド類壊死症とは、毛細血管の血流が阻害されることによって起こる病気です。
類脂肪性仮性壊死症と言われることもあります。
糖尿病の合併症の一つと数えられますが、あまり知名度がありません。

真ん中が黄色っぽく、その周辺がどす黒い色あるいはやや紫がかった黒色をした、比較的輪郭がはっきりした斑が皮膚に浮き上がってきます。
こうした班はすねに最も出やすく、他にも太ももや手の甲、腕にも見られることがあります。
黄赤色で光沢があり、班の大きさは大小さまざまです。
また自覚症状を伴わないことが多く、初期治療が遅れて班を放置した状態が続くと、班が生じた場所が潰瘍に進行してしまうこともあります。

症状その4「糖尿病性潮紅」

顔が赤みを帯びて、いわゆる赤ら顔になったり、手足の指や手のひら、足の裏などが赤くなるといった症状が見られます。基本的には皮膚の薄い場所が血管への影響によって赤っぽく見えるようになります。

症状その5「糖尿病性水疱」

手足にやけどをしたときにできるような水疱ができてしまうのが糖尿病性水疱。
放置しておくと水疱ができた部分に血液が回らなくなり糖尿性壊死といわれるような症状にまで進展するので注意が必要です。
糖尿病がかなり進んでいるとこのような症状が出てくるのでインスリン治療を適切に行なう必要があります。

やけどのような水ぶくれが、膝から足首までの前面と、手や足にあらわれます。
原因は血管障害によるもので、早急に処置をすれば、痕をのこすことなく、治ってしまうことが多いです。
ただ、再発がしやすく、進行してしまうと糖尿病性壊疽になってしまう可能性があります。
またこの疾患は痛みなどの炎症が伴わないため、自覚するのが遅れる場合もあります。

早期発見のために。

これらの症状に早く気づくためには、毎日の観察が重要。

なぜ観察が大事かというと、糖尿病が進行していると、神経障害により皮膚感覚が鈍くなっています。
そのため、感覚的な「痛い」「かゆい」などの自覚症状が薄れている可能性があるのです。

毎日、自分の体を隅々まで観察し(見にくい部分は人に見てもらうなども重要です)皮膚の異常を早く発見するかが大事だといえます。

また、予防や改善には、血糖値のコントロールが必須です。
運動・食事制限が大切になってきますので、日々の生活から少しずつ改善していきましょう。

糖尿病と皮膚についてのまとめ

糖尿病はとても怖い病気です。合併症の病気、本当の怖さは合併症にある等言われています。
初期症状がなく、放置しているうちにさまざまな病気を引き起こしてしまうのです。

目に見えやすい皮膚という部分をよくチェックすることで、いち早く異変に気づけるよう、
日々のチェックとケアは十分行ってくださいね。

日々のスキンケアや皮膚の状態を気にかけることは、生活習慣を見直す機会にもつながります。
自分自身でできることは案外たくさんあり、どれも難しいことではありません。
少しの心がけ次第で大きなトラブルは避けることができます。
皮膚トラブルが起きてしまった場合には、「これくらい大丈夫」と軽視するのではなく、早めに皮膚科の医師の診察を受けましょう。

糖尿病による皮膚や手足の「かゆみ」。主な症状とスキンケアとは?

http://blue-circle.jp/articles/232

糖尿病になると皮膚のかゆみが出てくる時があります。なぜでしょうか? 高血糖が続くと免疫力が低下し、合併症を起こしやすく末梢神経・循環の機能障害から、皮膚トラブルも起こしやすくなってしまいます。 糖尿病と皮膚の関係を知り、正しいスキンケアを身につけて、かゆみ等の皮膚トラブルを未然に防ぐことが大切です。

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